2024.5.23 松本講師が佐賀県内初の園芸振興奨励賞!キクイモの普及拡大が評価 |
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松本講師が(公財)園芸振興松島財団より第49回園芸振興奨励賞を授与されました。キクイモの本賞は、青果物の開発・普及などの活動で社会的成果を上げたもの、ないし今後期待されるものに授与されるもので、キクイモの研究・商品開発や普及活動の実績が評価されました。 佐賀県内からは初の受賞で、九州からでも「博多万能ねぎ」や「日田梨」「熊本みかん」産地の確立による受賞以来の30年ぶり4人目になります。 引き続き様々な機能性食品の開発や、さらには化粧品などの新商品も含め多方面に貢献をしていきます。 |
2024.3.15 「いちごさん」の香りを使った石鹸づくり体験!TSUNAGIコンベンションで開催 |
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3月15日に県と大学との連携の成果を紹介するイベント「TSUNAGIコンベンション」がSAGAアリーナで開催され、県内高校生を中心に2000名近い来場がありました。卓球水谷選手の講演や実験体験などが開催。 「いちごさん」研究で県と連携中の松本研は石鹸づくり体験と研究発表で出展しました。「いちごさん」を水蒸気蒸留して作った天然の香りを使った内容で、研究室の2・3年生と大学院生を中心に対応し多くの来場者に体験をして頂きました。 研究室2年生にとっては分属後初めての交流で早速親睦を深める機会にもなりました。体験の様子はサガテレビのニュース内(下動画)でも紹介されています。 |
2024.1.23 博多阪急で5年ぶりのキクイモ料理教室 |
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1月23日に博多阪急で佐賀市の「旬菜クッキングサロンreiko」さんとコラボしたキクイモ料理教室を開催しました。2019年以来、久々にキクイモの美味しさを賞味いただくことができました。キクイモや機能については松本講師から、料理法についてはreiko先生から説明があり、学生も参加者の前でフライパンを振るうなどアシスタントとして活躍していました。 今回は、以前作成したレシピ集の中からキクイモハンバーグやクリームチーズ和え、キンピラ、焙煎茶を使った茶粥、パウダーを使ったムースやコンフィチュールなどキクイモづくしのランチになりました。消費者の方の声やイメージなどを久々に共有でき、これから応用に向けた取り組みが再開できそうです。 |
2023.12.3 唐津市の科学イベントで実験体験! |
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12月3日に唐津市内で開催された科学イベント「みんなの科学広場in唐津」に唐津キャンパスとして参加しました。小中高校生らを対象にした内容で、市内外の食品・化粧品メーカーや高校・専門学校なども参加し様々な実験体験などが行われました。唐津キャンパスからは松本研・川添研の合同でバナナからのDNAの抽出体験を実施。唐津市のマスコットキャラクター唐ワンくんをはじめ100名近くの方に参加していただき、唐津キャンパスの取り組みも紹介できました。 |
2023.11.23 東京ビッグサイトで新商品「キクイモ化粧品」を紹介〜アグリビジネス創出フェア〜 |
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11月20日〜22日に東京ビッグサイトで開催されたアグリビジネス創出フェア2023に出展してきました。今年は新たに開発中のキクイモ化粧品(オールインワンジェル、美容液、まつ毛美容液の3種類)を紹介しました。さらに、以前から検討中のキクイモ花を使ったジャムも試食用に提供。学生や連携企業の方と一緒に来場企業の方に試していただき反応を伺ったり、今後に向けた商談を進めたりしてきました。 化粧品は香りや感触がとても評判で、花ジャムも思っていたよりも美味しく感じていただいたようで、商品化を求める声も多く聞かれました。研究成果の社会実装に向け新たな連携に繋がることを期待しています。 |
2023.11.12 唐津キャンパス一般公開にご来場ありがとうございました |
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高校生や地域の方に唐津キャンパスの取り組みを知ってもらおうと11月12日にキャンパス公開イベントをおこないました。模擬講義や研究紹介のほか、石鹸やバスボムづくり、顕微鏡観察、DNA抽出など様々な実験体験の内容で、園児・小学生も含め多くの方に喜んで頂けました。学生も子供たちへの応対にとても頑張っていました。県外からも多数のご来場があり、今後もご期待に応えられるよう研究・情報発信を続けて行きます。(YouTube唐津市Newsでも紹介いただきました(下動画)) |
2023.10.13 キクイモ商品の海外での評判は?シンガポールで商談会 |
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10月11日からシンガポールで開催された展示会Food Japan2023に共同研究先企業の方と一緒に参加してきました。国内で機能性表示の届出が完了したキクイモ茶などいくつかの商品を紹介。昨年、学生が作った資料も英訳して配布し、現地の飲食店やバイヤー、物流企業など様々な業界の方と商談を進めていきました。 会場のSuntec Convention center 会場内 |
2023.9.13 今度は4年生が園芸学会九州支部大会で研究発表 |
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9月13日に九州大学で行われた第63回園芸学会九州支部大会で4年生青山さんが研究発表を行いました。 マメ科野菜の機能性成分や健康機能に関する内容で、質疑応答を含め15分間パワーポイントなどでの口頭発表でした。現在研究機関で勤務している研究室OBの発表もあり、現役・卒業生を含め多くの活躍が見られました。多くの研究者の前での発表は研究内容や展望を理解するきっかけやプレゼン技法など、貴重な経験にもなったと思います。 |
2023.8.30 国際学会で修士1年山香さんが研究発表 |
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8月28日〜30日に行われたThe 4th Asian Horticultural Congress (AHC2023) (アジア園芸学会議)で 修士1年生の山香さんが研究発表を行いました。メロンの交雑親和性に関する内容で国内外の研究者と様々な意見交換を行っていました。このほか、研究室からはキクイモの栽培に関する発表も行っています。ポスターでの研究発表は国際学会らしくワインを交わしながら。英語で海外の研究者と意見交換を行ったりと有意義な学会になりました。 |
2023.6.27 研究室3年生歓迎会 |
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2023年度から加わった3年生4名の歓迎会を行いました。3月末のオリエンテーションの時は1名がアメリカの大学に留学中だったので、ようやく今年度のメンバー全員での顔合わせとなりました。 唐津キャンパス近くのお店でもつ鍋を囲み、3年生〜大学院生まで学年を超えて打ち解けてきました。 |
2023.4.3 唐津キャンパスオリエンテーション |
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3月31日に唐津キャンパスの新年度メンバーでのオリエンテーションを行いました。これから研究を開始する新4年生や先輩になる大学院生、新たに加わった3年生などお互いの自己紹介や施設利用について説明を行いました。その後は、バーべーキューで交流。桜も満開で花見も兼ね、親睦を深めました。 |
2023.3.24 卒業・修了おめでとうございます |
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今年度、研究室から4年生3名・大学院生1名が卒業・修了しました。 これからは社会人として、様々な分野で活躍されることでしょう。 活躍ぶりを伺えるのを楽しみにしています。 |
2023.2.22 卒業論文・修士論文発表会。3年ぶりに対面で実施 |
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2月20日に農学部の卒業論文発表会、22日に大学院の修士論文発表会が行われました。今年は3年ぶりに対面での発表会。研究室からは4年生3名と修士1名がこれまでの研究について発表を行いました。 発表資料をまとめながら、今までやってきた研究の背景や目的、社会的な意義が整理でき、また多くの人の前で発表することで分野外の人にそれをどう伝えるのか、説明の工夫なども意識することができたかと思います。今後の社会での活躍を期待しています。 |
2022.11.25 キクイモパウダーによる最新成果を修士2年駒場さんが学会で発表しました |
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11月25日に熊本県で開催された美味技術学会で、修士2年の駒場さんが「キクイモ粉末で部分置換した食パンの部位による成分および機能の特徴」のタイトルで口頭発表を行いました。 キクイモパウダーを利用することで、パンの耳(クラスト)の部分に驚くべき効果が! 50名ほどの研究者の前でその成果を報告し、質疑応答も無事にこなしていました。次の研究のヒントも得られ、今後の展開がより一層楽しみです。 |
2022.10.30 東京ビッグサイトで開催の展示会で学生が企業向けにキクイモを紹介! |
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10月26日〜28日に東京ビッグサイトで開催された農水省主催の展示会「アグリビジネス創出フェア」に出展をしました。この展示会は、全国の大学・公的研究機関等の最新技術・研究成果を農業・食品などの関連企業に紹介し、実用化・ビジネスに結び付けてもらうためのもので、佐賀大学からは松本研のみの出展です。 研究室の4年生全員と連携企業の方で、キクイモの食品加工研究の成果や健康機能などの紹介のほか、その場で焼いたキクイモ食パン、キクイモ茶、ドレッシングの試食・試飲を実施。 ブースには、生産・流通・販売関係から大手食品メーカーの方など500名以上の来場を頂き、学生も様々な業種の方に対してプレゼンを行うなど、普段とは違う経験になったと思います。 新たな企業との連携により、さらなる商品化や研究の発展が進むことを期待しています。 |
2022.9.17 唐津キャンパスの一般公開を開催。多くの方にご来場いただきました |
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大学広報室の企画で、唐津キャンパスの一般公開を行いました。機能性や化粧品などに関する教育・研究の様子を地域の方に体験いただこうと、石鹸やバスボム、ルームスプレー作りの他、DNA抽出・顕微鏡観察・食品分析・サツマイモ収穫体験など様々な企画を実施。60名近い方に唐津での取り組みを知っていただくことができました。 学生も受付や実験の説明、カッチーくんの中身?など大活躍で、地域の方と触れ合える経験にもなりました。 |
2022.6.13 キクイモ新作料理を頂きました |
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キクイモ料理教室などでお世話になっている佐賀市内の料理研究家の方のご自宅にお招きをいただき、3年生5名も一緒にキクイモの新作料理をご馳走になりました。どんなお料理かはここではまだ秘密ですが、おそらくまだ誰もやっていない新しい発想から生まれた一品。成分分析なども含めてその特徴を解明していきたいと思います。 |
2022.6.4 唐津の離島でコスメ作り体験 |
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唐津キャンパスの教職員・学生で唐津市のコスメ企業リトコスが主催するハンドスプレーづくりのワークショップに参加ました。場所は宝当神社で有名な唐津の離島・高島。フェリーに10分ほど乗り、島に上陸後はホーリーバジルの定植。その後、コスメブランドSHIROのエキスを使ったハンドスプレーを調合しました。ホワイトティーやキンモクセイ、甘夏など10種類以上の香りの中から自分好みに調合して、オリジナルの香りのできあがり。 帰りには宝当神社を観光し、ちょっとした船旅で地元の産業やコスメを知ることのできた1日になりました。 |
2021.12.14 キクイモの花で美容オイル |
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キクイモの花を前回はジャムにしましたが、今度はコスメづくりに。 美容オイルに2週間漬け込み成分を抽出しました。 カロテノイド系の黄色色素も出ていて、花の香りも感じられる美容オイルが完成です。 |
2021.10.4 秋の味覚サツマイモの収穫 |
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夏休みも終わり、まだまだ暑いですが一応秋ということになりました。 秋といえば、サツマイモ!芋掘りの季節です。 みんなでサツマイモを収穫。採りたてはまだ甘くなっていないので、天ぷらにして食べました。 しばらくたって甘くなったら、焼き芋で食べてみます。 キクイモ畑の後作では通常は作物栽培が難しいのですが、新たな技術によりサツマイモを作ることができるようになりました。新技術の実証と併せて一石二鳥な収穫です。 |
2021.10.1 キクイモで食パンを科学する? |
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キクイモ葉と花の話題が続いていましたが、本来の塊茎(イモの部分)の研究も進んでいます。 キクイモの旬は冬から春にかけてですが、年間の一部の時期にしか食べることができません。このため、一年中、また気軽に摂取したい場合は加工食品という形が必要になってきます。 キクイモに含まれるイヌリンは血糖値の上昇抑制という機能のほか、パンなどの食感や日持ちの向上などの効果があり、食パンとして利用できれば健康効果だけでなく製パン性の向上という点にも繋がります。 このため、様々な条件でキクイモパンを製造し、物理性や健康機能、味質などの分析・研究を行うことでキクイモの周年利用の実現を目指していきます。 |
2021.9.26 キクイモの花ジャムに挑戦! |
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キクイモの花の利用法として、新たにジャムに挑戦。 花にはペクチンが入っていないので、ペクチン粉末を加えて煮詰めて出来上がり。 僅かに含まれるフラボノイド系色素のおかげか、ほんのり黄色い見た目も綺麗なジャムが完成しました。 味も美味しく、研究室メンバーも最初は疑心暗鬼でしたが、最後にはすっかりなくなってしまいました。 花も葉やイモとは違う健康効果があり、かつキクイモは無農薬で栽培できるためエディブルフラワーとしての利用にも適していそうです。 さらに、花を摘んだ方がイモの出来も良くなるので、良いことづくめ!? |
2021.9.22 キクイモの葉も意外に美味しい! |
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キクイモは「イモ」と名にあるように、通常はイモの部分を食べます。 ただ、国内外の一部では葉も食用とされています。分析の結果、葉にはイモ以上のポリフェノールがあり、様々な健康効果も期待できます。このため、現在、葉の健康効果についても研究を進めています。 ただ、葉の成分だけを見ていても、食用を前提としている以上は味を知らないと研究者失格ということで、みんなで天ぷらを作ってみました。ついでにキクイモの花も天ぷらに。 葉は何もしないと苦いのですが、天ぷらでは僅かに苦味があるかなという程度で、むしろちょうど良いビター感。花は見た目は綺麗で食べると味が無くちょうどよい食感。 ともに塩や天つゆなどにつけると美味しそう!ということで、より一層研究の意義がでてきました。 |
2021.9.9 マンゴー初収穫! |
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昨年から栽培していたマンゴーがついに実りました。 ちゃんと普通の味がして、みんなで贅沢なデザートになりました。 |
2021.8.13 水耕栽培でエディブルフラワー(食用花)を作っています |
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食べる花として知られるエディブルフラワー(食用花)を屋内人工気象室で水耕栽培で育てています。 花には色素をはじめポリフェノールが豊富に含まれています。イメージも良いことから機能性食材や化粧品素材としても注目が高まっています。エディブルフラワーの栽培では基本的に農薬は使えないため、屋内・水耕での無農薬栽培を行い、新たな機能性の評価などを行っています。 |
2021.7.26 メロンの組織培養が始まりました |
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新たな病害抵抗性や機能性を目指した品種改良も行っています。卒業生の研究成果により、栽培メロンとアフリカの野生種との交雑から雑種胚珠を作ることができ、現在人工培地で培養を行っています。 この雑種植物の作出は世界で誰も成功していないものですが、緑色に変化するなど成長の兆しが見えてきています。カルスや植物体の再生など新たな成果が期待できるかもしれません。 |
2021.6.15 産地でのフィールド調査 |
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福岡県築上町のキクイモ畑に調査に行きました。築上町は全国屈指のキクイモ産地です。 実際の生産圃場での成分分析結果と大学でのデータを比較したり、現場に成果を普及したりしています。 生の現場の様子を知る機会にもなります。 |
2021.5.6 ジャガイモ掘りとじゃがバター |
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冬に植えていたジャガイモがいつの間にか大きくなっていました。採れたての新じゃがは、じゃがバターなどで美味しくいただきました。 残りは、植物病原微生物の培養用培地の材料としても使います。 |
2021.4.1 新年度初日はイチゴの収穫。いろんな品種を食べ比べ |
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新年度になり正式に3年生も加わりました。新たなメンバーでまずはイチゴの収穫。 赤い果実が沢山できています。実験用としては終了しているので全て試食用。 食べきれないほどの試食でイチゴ三昧でした。 |
2021.2.15 4年生が卒業論文の発表を行いました |
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2月15日に農学部の各学科・コースごとに卒業論文発表会が行われました。当研究室からは3名が発表となり、今年は例年と違ってWeb形式でしたが1年間の研究成果をしっかりと説明していました。 人前でのプレゼンも大事だということで、練習ではプレゼン形式も経験。コロナ禍で大変な1年間でしたが、お疲れ様でした。 |
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